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書籍紹介


以前、突然の駐在にあたり、子供用の本をいくつかご紹介します。ぜひお引っ越し荷物に入れてください。

1. おひなさまを詳しく 「ももちゃんのひなまつり」

日本人形協会が監修しているおひなさまのお話。段飾りのお人形のそれぞれのお役目など、絵本で教えてくれるので、親子の会話にもぴったりです。日本で暮らしていないと段飾りもなかなか目にしないため、小学校1~2年生でも、まだ、会話として役立つ部分があります。


2. 理科の補助教材 「はてなに答える小学理科」

アメリカの場合、理社の勉強は比較的早くに始まります。日本のように「平均的な内容で、皆、年相応に理解が進むように」と考えられているわけではないので、結構早くから難しそうな定義も習ってきます(2ndで、惑星、小惑星、衛星、流星、彗星、積乱雲・積雲など雲の名前、光合成・紅葉・黄葉の仕組みなどを習ってきます)。おそらく、Talentedの子供はどんどん吸収するし、普通の子は、その年は「へー」って思って通り過ぎるということを毎年繰り返して定着していくのかなと思っています。

そんな授業で困るのはノンネイティブの子供で・・・。スペリングリストにも出たりもするので、「きちんと定義を確認して教えなければ、、、」と、(自分が子供の時もきちんと理解していたか怪しいのですが)、、慌てて調べております。

で役立つのが「はてなに答える小学理科」です。この本のいいところは、索引で調べられること、学年の区切りなく、日本の小学校で習う範囲をカバーしているので、この一冊でほぼカバーできるとことです。

おそらく学年があがるともっとこの連続で、しかもお子さんが自力で勉強していらっしゃるのだと思います。改めてバイリンガル環境で新しい概念を学ぶことの難しさ、学習言語としての英語の入り口に立ち出した娘の大変さを実感する日々です。


3. かこさとしさんの絵本

1stから理科社会があるため、理社はどうしても現地校が先行してしまいます。社会は、まだアメリカに関するもの(人物、歴史、地形、名所など)が多いので、現地の読み物でカバーしていますが、理科に関しては、母国語でのフォローというと、子ども大百科やかこさとしさんの本でカバーしています。


4. お正月を忘れないように 「あけましておめでとう」

小学生のお子さんは、2~3年日本でお正月をしなかったとしても、忘れるということはないと思いますが、幼稚園以下で日本を離れた場合、微妙なところです。お正月関係の本は、干支、お節、お雑煮などをテーマに色々あるのですが、「現代日本でお正月というとこうやって過ごすかな?」というのがすごくよく描かれているのが、中川ひろたかさんの「あけましておめでとう」です。

5. 和の行事えほん

和の行事の詳細がまとめられているのが「和の行事えほん」。こちら英語版もあるので、親御さん用に準備しておくのも、何かと子供の学校関係で日本文化を説明する際に、便利かもしれません。こちら、一か月ごとに纏められているので、わが家では、毎月、月が替わると、一度は読んでいて、親の方も「へー」と勉強になることも結構あります。



6. 幼稚園ぐらいのお子さん 「がっこうだってどきどきしてる」

「がっこうだってどきどきしてる」がおすすめ。学校内の設備や子供の配置などが米国式なので、なんとなくイメージ出来て、しかも学校にドキドキする子も出てきて、学校も子供たちにドキドキして。娘は、キンダーの教室に入ったら、この本の英語版が置いてあって、一気に新しいお教室に心を許していました。


7.日本の小学校→現地校のお子さん 「ナージャの5つのがっこう」

知りながら、自分が通うことになる学校を想像して、楽しみにできるかもしれません。


8. おはなしきょうしつ

「おはなしきょうしつ」を音読の練習に使っていましたが、日本の学校を経験したことのない子にはとってもおすすめ。学校のお教室にあるものが題材になった短編集(すべてひらがな)です。黒板や通知表、パソコンなんて今どきのものもあります。もちろんランドセルも。「鍵を閉め忘れて下を見ると、中身が出てきちゃうから気をつけて」なんて、すっかり忘れていました。


9. アメリカ駐在の方 「世界の歴史」

親が補足したり割愛して説明してあげれば、年齢関係なく役立つので、この本はおススメです。アメリカの場合、この一冊で済むコンパクトさも🙆‍♀️

以上、参考になれば幸いです。

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