言語セラピー(speech therapy)を受診するという選択


中国時代の日本人かかりつけ医(小児科専門)から、バイリンガル環境だと言葉が遅くなる傾向があること、子供はバケツがいっぱいになって始めて言葉が出てくるけれど、そのバケツがそもそも男子は大きいため時間がかかることを言われていました。そのため息子の言葉が遅くても、あまり心配せずに見守っていました。我が家の育児バイブル「語りかけ育児」で、都度都度確認しては、3-5ヶ月程度遅れているかなと思っていましたが、「専門家に見てもらいましょう」という項目にはどれも該当しなかったので、様子見を続けていました。

が、やはり面談を受けようと思った理由は二つ。アメリカ在住の外国人友人が、親戚も含め母国語環境が強いために、お子さんのお喋りが遅く、言語の遅れがあると診断され、2歳過ぎの頃に、週に2回約3か月の間スピーチセラピーに通っていました(保険適用でcopay $20の支払い)。そして、国際カップルの友人が、複数言語に囲まれていて言葉が遅いと思っていたら、別の問題があったようで、診断過程で、1人は軽度の難聴による遅れが発見されましたし、発達障害がわかった友人もいます。セラピーを通じて、コミュニケーションも改善したそうで、気にしているなら早く行くに越したことはないとアドバイスをくれたことが大きいです。

心配を抱える方に、どんなところなのか、何をするのかを含めてお伝え出来ればと思います。州によると思いますが、私が住む州では面談(約1時間半)でサポートが必要と判断されると、保険適用でセラピーのセッションが受けられるようです。わが家も家庭医の紹介で、言語専門家につないでいただきました。

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