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アメリカのモンテッソーリ デイケア(ナーサリー)はどんなところ?2歳半ごろのお教室の過ごし方


まずは、先生との面談内容を中心に、2歳半ごろのナーサリーの様子をご紹介します。

1.面談にて成長観察(オブザベーション)レポートを受け取る

モンテッソーリのデイケアでは、年二回オブザベーションがあります。息子の園では、ナーサリーの子供たちは、親が同席すると緊張してしまうということで、オブザベーション当日は、親は様子を見られず、後日、親だけの面談で結果を受け取ります。息子の園、とてもいい園なのですが、最新のアプリなどが導入されていないため、お持ち帰りの作品を通じてしか、どんなことをしているかわかりません。ナーサリー時代は、まだ息子のお喋りがのんびりだったこともあり、息子の日々の様子を知るためには、このオブザベーションは、重要な機会でした。

2. レポート内容

レポートは、

  • Cognitive Development (Language/Skills)
  • Physical Development (Gross Motor/Fine Motor)
  • Social/Emotional
  • Practical Life (Self-Care/Clothing/Toileting/Feeding Self/Care of Environment / Grace or Courtesy / Work Habits)

にわかれて、細かく決められたチェックポイントについて、それぞれ、1. Mastered 2. Practicing 3. Not Applicable 4. Discussで評価されます。チェックポイントは多岐にわたるのですが、特筆すべき事柄として、Display empathy、Able to idenfy emotions of others、Helps set table at mealtimesなどについて、細かくお話がありました。

ちなみにこのオブザベーションは、モンテッソーリの決まりのようで、以前に通っていた園でもしていたようですが、ここまで細かい親へのフィードバックはありませんでした・・・。前の園もとてもいい園だったのですが、本当に色々です。気になる方は、見学時にオブザベーションについて聞いてみてください。

3.トドラー期の言語習得の原点:コミュニケーションが取りたい!!という気持ち

0歳児の頃から、ほかの赤ちゃんに積極的に近づくタイプの子だったので、やはり早いタイミングから、周りの人への寄り添いがあるようで、その場面で必要になる英語がまず文章で出てきだしたようです。また、よく食べる子なので、クラス全員分のテーブルセットの準備をして、皆に「thank you」と言われることで、自信を深めているとのこと。少人数ゆえ(12人に先生2人)、本人の特性をよく見てもらっていて、それを起点に、言語・精神面の発展をサポートしていただいていたと思います。

言葉の発達には、人とのかかわりの中で本人が「使いたい」と思う状況が最も大事なんだなということを改めて感じました。その点、やはり、環境が落ち着き、家族以外のお友達との関わりが生まれてきたことに感謝でした。家族だけの環境では使わない・使わなくても通じる言葉もたくさんあります。息子の様子を見ていると、親戚との関わりも持ちにくい海外暮らしの中で、デイケアが親戚のような雰囲気の心のよりどころに発展してきたと思います。

4.モンテッソーリの制作

モンテッソーリ園での今月の製作は写真の通り。紐通し、スタンプ、ハサミ、絵の具、指でペッタン、まあ日本の保育園とも同じかなぁという感じです。ただ、一斉にみんなで作るのではなく、それぞれが別々に好きなことに取り組んでいると思うと、人数が少なく、静かな環境のおかげだと思っています。また、ヨガをやっていて、2歳半前後の子たちがみんなでゴロリン一緒にポーズを取っていて面白いです。

わんぱくな坊が静かに集中しているのが不思議でならないのですが、楽しんで通っているので、家では見せない一面があるのだろうと見守っていました。

5.意外と多い外遊び

モンテッソーリだと、静かにおとなしく遊んでいるのかな・・・元気な男の子でも大丈夫かな?と心配していたのですが、モンテッソーリのきまりで、ホールがないといけないということで、悪天候の時は、ホールで思い切り遊ばせてもらっていました。また、workの後、外遊びのスケジュールだと、workに集中しないということで、外遊びをしてから室内workに切り替えたと仰っていました。おそらく、うちのわんぱく坊のためだと思われます・・・💦

実際、クラスは若干男の子が多いぐらいで、おとなしいというイメージは全く違いました。


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