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東洋医学も取り入れてみる


本日は、毛色の異なるお話・・・。健康問題、それも東洋医学です。日本にいると、保険適用ではないこともあり、鍼や灸って縁遠く暮らしている人がほとんどだと思います。世界が変わると、医療も変わる。中国でもアメリカでも、東洋医学は予防医学として保険適用だったりします。

中国で知った東洋医学のすごさ

もう10年以上前、Dinks時代の私は、猛烈に働いていました。シーズンが来れば、週末出勤は当たり前、締め切り前は、夜中のタクシーは当たり前。そんな生活なので、都心に小さな中古マンションを買って、電車がある時間帯もタクシーで通勤(当然、自腹ですが、リッチだったわけではなく、体力温存のために、貴重でした)。なぜって、夫の転勤に合わせて、新入社員で入社した終身雇用大前提の会社を捨てて、資格の道を選んだので(別途、詳しく投稿したいと思います)、年齢と経験があっていなかったのです・・・。若い子に混ざって、若い子の体力前提で仕事してました・・・。今みたいに労基が厳しくない時代です・・・。

で、疲弊した状態で行ったのが最初の中国の駐在。そこで、これまた有難いことに、婦人会のご縁(駐妻・駐夫の世界は本当に怖いのか | 駐妻・駐夫のための駐在準備tips集 | 駐在一家の暮らしの便利帳 (enjoy-expatfamilylife.com))で、日本人もよく行く中医のきれいなお医者さんを紹介していただきました。そこに通院すること数か月。鍼と灸と漢方で、「疲れを知らない子供の体」を取り戻しました。本当に東洋医学すごい。これ、保険適用でした。先生が煎じてくれる出来立てホカホカの漢方の飲み薬が家に届いて、「あー苦い」と思いながら飲むこと2週間、気づくと苦く感じなくなります。そうすると、次の2週間は、また違う漢方のお薬に変わっていきます。この繰り返し。

私が住んでいた地区の道やタクシーは、当時、本当に整っていなくて、タクシー内で寝るなんていうことはあり得なかったのですが、施術後は、復路ぐーぐーに寝てしまって・・・。それを聞いた、アメリカ人の友人が、「あのボコボコの道で寝られるぐらいに気持ちがよくなるってどういうこと!?」と驚いていました。

そんな、「疲れを知らない」体を取り戻すと、疲れがたまった時に気づき、なるべくその日のうち、その週のうちに元の体を戻そうとする。そんな意識が生まれます。きっと、アジア圏にお住まいの方は、先進医療と同時に、予防医学として継続しているそれぞれの地域の東洋医学があると思います(中医やアーユルベーダなど)。それにぜひチャレンジするのはいかがですか?


実はアメリカでも受けられる保険適応の中医

で、アメリカに来て一番にびっくりしたこと!それは、なんと、中医が保険適用だったこと。保険ネットワークで探してみると、意外と中医さんっているんです。中華系の方もいっぱいいらっしゃいますもんね!私も、自力では戻せないなと感じたときに、お世話になりました。大体やることは一緒です。鍼と灸と漢方(ただし煎じたものではなく、個々に合った錠剤)、それから時々カッピング。施術中、本当にグーグーに寝られますよ。

中はこんな感じで、まるで日本の鍼灸やマッサージと変わりません。


2度目の中国時代を救ってくれた推拿(トゥイナー)

2度目の中国時代では、着任してすぐに、東洋医学で通う先を探しました。高齢出産の産後ということもあったし、コロナ禍の引越、不慣れな二児育児ということで、疲弊困憊だったのです。そこで出会った先生から色々と学びました。この時は、推拿(トゥイナー)というマッサージのような施術もしてくださいました。これが、すごい。(マッサージとは少し違うのですが)揉み解して、滞った気や水を流し、その上で鍼で一気に流れを盛り上げるそうです。その時の体の状態によって、頭部は流せない時、背中・腰中心しかできない時、全身を対象に出来るとき、色々です。

人間には、「仁」という大事なものがあり、「仁」は再生しないので、本来は、成長のためだけに使い、日々の活動は、その日、体内に取り入れたもの、気と水の流れで行い、睡眠を通じて1日の疲れを癒して、翌日を迎えるというサイクルがいいところ、私は、すべての流れがストップしてしまい、仁を使って活動をしている状態だったと。仁を使って生きているというのは、その分寿命が短くなっていくということ。よくなってから聞きましたが、ゾッとしました。でも、驚きませんでした、本当に、体がしんどかったですし、眠っても全然疲れが取れていなかったので・・・。

気が通っているというのは、つきつめていくと、人間の持っている素粒子が動いていて、波動があるということ。朝晩のストレッチで、体の波動をあげて、太陽や大地、宇宙からエネルギーを取り込むんだそうです。こうやって聞いていくと、中医も、柔道整復師の先生が言うこと、ヨガの世界、引き寄せの法則などのスピリチュアルな世界、どれもリンクしているんですね。きっと、リンクしているということは、そこに真実に近いものがあるのではないか?と、割と守って暮らすようになって、体が楽になりました。

何に気を付けて暮らしているか?

一旦、疲れを知らない状態を取り戻しているので、疲れはすぐ気づきます。本来、日々のメンテナンスとして、毎日ストレッチと筋トレはした方がいいようですが(仙人のような推拿(トゥイナー)の先生は、朝夕、2時間ずつしていると仰っていました・・・)、忙しいと毎日は厳しい。とりあえず、疲れを感じたら、ストレッチや筋トレ、ヨガなどを通じて、本来の体の状態を取り戻しやすくします。運動が出来そうな疲れ具合であれば、まずは筋トレ。有酸素運動より、筋肉を動かすことで、まずは流れをよくして波動をあげるといいそうです。もし、疲れすぎて、どれもしんどいようであれば、ジムのジャグジーで外から刺激をするのでOK。そんな時は、ジムも、ジャグジーのためだけに行って何もしないで帰ってきて、思い切り自分の体を甘やかします。あとは、汗もかけず、水分の循環が滞ってそうであれば、水を摂って、サウナで汗を流して、外から刺激をする。こんな感じで気と水の流れを意識しています。

日本にいるとあまり意識できない予防医学

日本にいると予防医学はあまり意識できないし、利用しにくいですよね。何より、保険医療が安いこともありますし。でも、一旦外に出てみると、意外とアクセスしやすいように感じます。体に不調を感じたら、無理をしないで!もっと悪化して西洋医学のお世話にならないように、事前に予防医学に頼ってみるのもいいですよ。

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