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友達の概念を少し変える


駐在中、このページを読んでみようかなと思った方は、「日中、話す友達もいなくて・・・」ってこのページを開いたかもしれませんね。そこで、今日は、「友達の概念を変えてみる」という話です。

1.交友関係の概念を変える

普通、大人も子供も、自分と合う人、自分と似た人、共通点がある人と、定期的に会って、友達になっていくものだと思います。それが、私たちが何十年も積み重ねて大事にしてきた大人の交友関係ですよね。でもね、これって海外で、しかも、たった数年では、なかなか難しい。駐在員を多く出している会社の大きい駐在場所でないと、そんな簡単にはできません。そもそも、人の生き方や価値観って、あんな狭い日本の中でも、結構地域性があって。地元が一緒の人の方が、説明不要でウマがあうってこともあり、日本全国から集まる駐在場所では、地元にいた時のようには、そんな簡単には価値観が同じ友達には出会えないことも。

Sallyからのメッセージで書いた通り&こんなサイトを作っている時点で、私は結構な宇宙人っぷりなので、日本に住んでいる時の定義でいう「友達」はいません。でも、全然孤独ではありません。ちょこちょこ日本人の方の教室に顔を出させてもらったり、今どき便利なSNSでちょっとやり取りする方もいます。それで今はいいと割り切っています。なぜなら、海外での交友関係って、今まで出会えなかった人に出会える場だと、根本的にその概念を変えて捉えているからです。日本にいたら、こんなに多様な人たちと話す機会はなく、いつも同じような過ごし方をして、似たような人にあって、時が過ぎていくのだったなと・・・。

また、外国人に対して、自分たちと違うことを前提にいられるように、目の前にいる日本人にも「同じである」ことを求めなければ、急に「友達」のハードルって下がるんです。そんな多様化できた交友関係の中で、お互い目の前の相手に何らかの印象をあげられたら、(相手がどう思っていようと)それは立派なお友達と思っています。

2.今までと違う自分を楽しむ

駐在帯同のいいところ、それは今までの自分を変えるチャンスになること。せっかく海外の空気を吸いながら、なかなかそれが出来ないでいるとすると、日本と同じように、同じような人と付き合っているから。もちろん、それはそれでいい!でも友達がいないと悩むぐらいなら、自分と違う人と、一期一会でもいいから、話してみて、自分と違うところを探してみる。自分との違いを意識するだけで、少しずつ自分にも変化が出てきますよ。これ、相手は別に日本人じゃなくてもいいんです。「友達」のハードルを高くしすぎないのが、楽しく生きる術です。

今やSNSで色んな教室やお茶会の案内があったり、日本人に会う機会があります。「どうせ仲良い友達まではなれないしなぁ」と思ってないで、とりあえず行ってだれかと話して、新しい何かを見つけて帰ってくる。お互い隣の人に、何か新しいインスピレーションが与えられたら、その日はお互い最高にハッピー!とその場を過ごす。それで、あなたの人生経験があがります。きっとあなたがそんなポジティブな気持ちで隣にいてくれたら、相手もとても気持ちよく楽しめるはず

3.ホームとも繋がって安心エネルギーを注入

そして、今やオンライン会話ができるんだから、時折、日本の友達と一対一でビデオ通話して、ホームのエネルギーをもらう。12年前は思いつきもしなかったけど、私は、たまにやります。東京とスイスと、シンガポールと。一対一だと、普通の会話のように楽しめますよ(複数名のオンライン飲み会は、あの微妙にズレた感じで、順番に話さないといけない点がつまらなく感じるので、個人的にはお勧めしません)。

そして、最後に、何よりパートナーを最大の友達と思って過ごすのが一番の効き目です。

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