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娘の経験から思うこと


日本語優位・英語優位を決めるものは何なのか、その可能性について、娘の経験をもとに考えてみます。


1. バイリンガル、トリリンガルのロールモデルを見たことがあるか

非英語圏にいると、母国語と英語とどちらも年相応に読み書き出来る子に会うことが多々あります。相手に合わせて使う言語を切り替え、時には助けている姿を、娘も「かっこいい」と感じていたようです。

英語にいると、バイリンガルといっても、英語が母国語で、家庭の言語は読み書きできない、継承語どまりである子も多いため、「自分も母国語を高めよう」というモチベーションを持つことが難しいかと思います。

この点、インターナショナルスクールはとてもいい環境だと思います。

2. 周りの子供の外国語への興味/リスペクトが感じられない

娘は漢字練習のノートを学校へ持って行きたがります。学校でやっていると、周りが興味を持ってくれるけど、家でやっても、誰も興味を持ってくれないと。インターナショナルフェアでは、娘のクラスも息子のクラスも、日本を題材にしてくれました。小規模なモンテッソーリのおかげで、この点は、現地校よりも自由度が高いように思います。

また、アニメやゲームで、日本に対して興味がある子も多いので、「日本・日本語との接点をしっかり維持しよう」というモチベーションに繋がっているように思います。

3.ごっこ遊びを通じたアウトプットがない

将来女優(注 名脇役)になったらどうかと真剣に思うほど、ごっこ遊びが未だに大好きな8歳児。ごっこ遊びの相手って親としてはしんどいですが、日本語維持向上には大いに役立ったと思っています。

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