【ディズニークルーズ番外編】Disney Vacation Clubについて


ハワイを旅行していると色々なところでHilton Vacation Clubの勧誘を受けるので、なんとなくVacation Clubのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?それのDisney版です。Disney Vacation Clubもクルーズ船内で勧誘しています。時間があったら、ぜひ一度聞いてみるのがおすすめ。ラウンジに入った瞬間に、急に「夢と魔法の国」から「お金勘定の世界」にかわり、電卓を打つ担当者と対峙するという、すごく奇妙でかつ興味深い世界が始まります。ちなみに、乗船中に契約すると、多少、値引きがあります。また、30分ぐらいの集団セミナーに参加すると、船内で使えるクレジットを少しもらえるそうですが、カウンターに担当者がいるので、個別にカウンターでちゃっと話を聞くこともできます。

かくゆう我が家、なんと、10年以上前、初航海のとき、購入してしまいました・・・。が、下船後、冷静になって、クーリングオフをした経験が・・・。今回、絶対値上がりしていて後悔しそうだからと聞きにいかないつもりだったのですが、気づけば、夫が行っていました。


どんな仕組み?

その時売り出し中のリゾートをホームに定めます。10年前に募集していたのは、アニマルキングダムのビラ。今回は、フロリダに新しくできるビラです。乗船中は、クレジットカードで一時金の支払いのみでOK。下船後、決済完了させます。自分の選んだ部屋タイプによって投資額が異なり、その部屋タイプ(金額)に応じた年間ポイントが付与されて、そのポイント内で、バケーションクラブの他の施設にも泊まれます。

クルーズはバケーションクラブの施設ではありませんが、クルーズへのポイント利用も可能です。最低ポイント保有ぐらいの一番少額投資だと、ポイントの前借、繰越と3年分を利用してクルーズに一回乗船できる感じ。東京のDisneyホテルなどもポイント利用可能です。


10年前と比べると???

10年前入ろうとした当時から言われていたことですが、

①これは旅行代金の前払いではなく投資である

②今持っている人が口をそろえて言うのは「もっと早く買えばよかった」「もっとたくさんポイントを買っておけば良かった」である

③会員権を売る時も常に値上がりしているので安心

④最低投資金額も毎回上がっている、Disneyで値下がりしたものをみたことがあるか

の4点です。

まあまさに↑の通り。当時、せいぜい1万ドル(たしかドル円90円ぐらい!?)ちょっとだったものが、3万ドル(ドル円140円台!!!!)。


参考までに・・・なぜ辞めたのか

WDWへ行く午前を返上してまでクーリングオフしたのには↓のような理由があります。ちなみに、クーリングオフもとってもスムーズ。そして、電話の最後は「Have a magical day!」で終わり、「おーここまでDisney」と失笑しました。

・アメリカ駐在の可能性がゼロ(当時の予測)なので、結局、日本から行くとなると、2年に一回ぐらい、アウラニに義務感でいくことになりそう。

・Disney以外も旅行したい

・(今はわかりませんが、提携ホテルチェーンでのポイント利用も可でした)結局、提携ホテルチェーンの利用でポイントを使うことになりそうだけど、我が家の大好きな東南アジアにはあまりいい選択肢がない

・結局、毎年固定費(保有口数分の固定資産税・管理費など)を払うので、会員権が値上がりしなければ、意味がない

・Resaleをするのも、国外から面倒そうだし・・・

・そして、当時は、ネット上、使えなくなってしまったポイントを、個人的に売り買いしているサイトがあって、やっぱり日本人が持っても使えきれないことがあるんだよな・・・と思ったからです(現在、見当たらないので、そういう行為はできないようになっているのかもしれません)

ちなみに、中古で仲介業者から会員権を購入しても、同じ権利は得られないそうで、ホーム以外の利用はできないルールだったと思います(興味がある方は直接ご確認ください)。


どんな人におすすめか

まさに↑の真逆のDisney好き一家だったら、検討の価値ありです。ある意味、不動産投資ですし、アメリカで住宅購入までは・・・と躊躇する駐在一家にとっては、不動産のように大きな投資ではなく、アメリカに住んでいる間、思う存分楽しめて、帰任時には売るも良し。わが家はまた、10年後、値段を聞いて驚くべく、今回もらったパンフレット一式は大事にしまっておこうと思います。

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