臍帯卵膜付着と臍ヘルニア(出べそ)について


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(旧ブログの中で、検索エンジンからご覧になる方が相当多かったため、そのまま旧ブログから転載しております。旧ブログについては、検索エンジンの登録から削除する予定です。)

前回は、臍帯卵膜付着と診断されて、34週で無事出産した記録でした。

さて、今回は、早産の影響と思われる症状の対応、主に、出べそ(臍ヘルニア)のお話が中心です。情報を見たら、安心できるかもと思う方、情報が必要な方はどうぞご覧ください。

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1)早産の影響

34週で生まれましたが、体重は2500グラム近くあり、呼吸器も問題ありませんでした。ただ、早産により以下の処置が必要でした。

黄疸

入院中は光線治療をしましたが、一緒の退院できるか微妙なところでした。ただ、生まれたときから上の子と比べて飲むのが上手だったことと、産院がミルクを足す方針だったこともあり、どんどん飲んでくれて、なんとか数値も下がりクリア。でも、ギリギリの数値で、退院後も連日数値を測りに通いました。コロナ第一波の中での通院で、完全防備で通って大変でした。あの頃は、得体の知れないウイルスで、宅配便が届いても、2-3日外に出しておくだの、帰宅したら、そのままシャワーへ直行、着衣は汚物扱いしろだの言っていた頃です。

出臍(臍ヘルニア)

早産の子に多いらしいです。退院後しばらくして、ふと気づいたら、ギャンギャンに泣いた時に、お臍が出てきたような。1ヶ月検診で相談したら、「あー臍ヘルニアだね」と、小児外科を紹介されました。

みるみる間に出てきて、その上引っ込まなくなってしまって、すごい出臍になってしまいました。。。ギャンギャンに泣いた時の状態を先生に見せるために撮った写真が出てきました(↓)。ちょっとびっくり、漫画みたいですよね。。びっくりしたんですが、これを見た先生は驚きもせず、「お腹に力入っちゃうとねぇ。大丈夫よ。治るから」とあっさりしていました。

早産や未熟児の子に多いそうですが、お腹の膜の穴(へその緒が通っていた穴)が生後1ヶ月以上閉じず、腹筋が強くなってくると、腸がその穴から押し出されてしまうそうです。

スポンジ圧迫療法

スポンジ圧迫療法といって、結構原始的なんですが、出臍のサイズに合わせてスポンジを切って、フィルムに貼り、お腹に押し付けるんです。こうすると、穴の隙間から腸をお腹の中に戻した状態が維持できて、段々穴が閉じてきます。

1、スポンジサイズの微調整

2、スポンジをフィルムに貼る

3、一気も押し込む

2ヶ月続けて、普通のお臍になりました。泣かせずにテープを貼るのが大変で。というか、清潔なタイミングでと、お風呂上がりにテープを交換するもので、いつも泣いていたと思います(今思えば寝ている時でもよかったかも)。

ここまでひどいケースはすぐに医師に相談すると思いますが、軽度でも、もし気になる場合には早めに相談したほうがいいかと思います。生後4ヶ月頃までが勝負だそうです。

シナジス接種

RSウイルスの予防接種で、流行期に1歳以下の赤ちゃんで、週数28週以下で生まれた子、又は、流行期に6か月未満で週数29週~35週以下で生まれた赤ちゃんなどが、公費接種の対象となります。一本凄い金額とのことで、有難く打たせてもらいました。

3)生後半年間で追いつく

早産の子が生まれた後、すごい勢いで大きくなることがあると聞いたことがありますが、その言葉通り、よく飲んでよく寝て、半年後には大きさも十分。娘の半年ごろよりも重い、がっちりした子に育ちました。

この内容が少しでも安心に繋がれば、幸いです。


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