実験を重ねた芝生メンテ 


さて、気づけば雑草だらけになってしまった我が家の芝生。冬場表面は枯れた芝生が、春になって緑を取り戻し・・・。「雑草?芝生??」と判断付かないまま抜くに抜けずにいたら・・・・。あら、あれもこれも雑草だったと気づいた3月上旬。早々青くなってきたものは、ほぼ雑草でした・・・。

それが、ここまで芝生が再生しました!!!美しい・・・と自画自賛。

これ3月に雑草抜きを始めた時は、一回30分程度でこんなに雑草がこんもり。息子くんが、この緑でグリーンパスタを作って遊んでいました😆。

ちなみに、雑草抜きは ①芝刈りを1~2週スキップして、生育スピードの早い雑草を目立たせる ②芝に似た背丈のある雑草は手で抜く ③芝に絡みつく高さの低い雑草は、丁寧に絡みを解くか、除草剤 

庭をパーツごとに区分けして、根気強く、2週間続けてみましょう。そうすると、雑草に埋もれかけていた芝が目立つようになってきます。そして、ある程度、雑草処理が進むと、「あっ雑草発見!」って見つけたら都度抜くというメンテナンスレベルに下がります。芝が雑草に負ける前に!!こまめなメンテナンスを。

賃貸のみなさんも、芝の管理は、賃借人の責任の方も多いかと思います。適切なメンテナンスをせずに枯らしてしまったらどうなるか、おそらく、張替費用が請求されると思います。

ちなみに、庭全体を枯らしてしまったらどうなるのか。わが家の近くだとこんな感じの見積もりかと思います。

SOD張替を依頼しようと見積もりを取ったら・・・・。

我が家のスプリンクラーの高さ設定がおかしくて、一部枯れてしまったので、いつも来てくれている庭屋さんにSODの張替をお願いしてみようかと見積もりをお願いしました。

Home Depotで材料費150ドル(SOD30枚ぐらいのスペース)ぐらいかな?という範囲で、400-500ドルの見積もりでした。で、今回は、自分でやってみたのですが・・・。実際やってみて、材料費の3倍ぐらいの見積もりというのは、妥当かなと感じました(もちろん、彼らはもう少し割安に入荷できるのだと思いますが・・・)。

古いSODをはがすのは簡単。でも、①残置を全て除き、②土をほぐし、③必要に応じて土や肥料をまき、④整地して ⑤SODを貼り ⑥最後、大量の廃材を処理

かなりの重労働でした。しかも、我が家のエリアでは、おっもいSODは草木の回収の対象ではないため、普段のゴミ出しの量を調整するか、別途有料で回収をお願いする必要もあります。

で、先日、数軒おとなりが、SODの全面張替をしていましたが、何とその数、5パレット。HOME DEPOTで見ると、SODの1パレットって、400-500ドルするので、庭のSOD全面張替って、5000ドルぐらいしてしまうのではないかと思っています。おそろしや。

なお、SODを敷いた後に重要なのは水撒き。SODそのものがびしょびしょになり、その下のもともとの土まで土が染みるほど、水をまかないといけません。一日2~3回、こまめに水やりが重要です。水道代もすごくかかりそうなので、皆さん、こまめに芝のメンテナンスをしましょう!

どのやり方が一番きれいにできるか?

やはり、それはSODの張替です。DIYの良さは、芝の移植が出来ること。どういうことかと言うと、SODを敷こうと思った場所に、結構、いい芝が残っていたりします。これ、業者さんだと、全部捨てられちゃうんですが、自分だと、ちょっと掘り起こして、ちょうどよさそうな場所に移植すると、結構ちゃんと根付きます。

なんだか、命あるものなのでね。大事に出来ると、心も嬉しい。お財布も嬉しい。

でも、ところどころある剥げには?

意外と良かったのが、種まき。しかもpre germinateをした上での種まき(以下参照)がおすすめです。

面白商品いろいろ:芝生シート

面白い商品としては、こんなシートを張り付けて、水を定期的に撒くというものがありました。シートには、種と肥料が含まれていて、水を撒くごとに、地面に浸透していくようでした。広範囲も、部分剥げにも使いやすいです。

こんな感じで敷いてみます。上に置いている草は、重石替わりですが、最初の水かけを終えた時点(又は1~2日)で、外すことをおすすめします。私は、置きすぎて、枯草とシートが一部、一体化してしまい、外した時に、剥がれかけたシートがありました・・・。残念。

水をかけること数日。ちゃんと発芽してきました。まだまだ細ーいのが発芽したての芽です。大きく太く見えているものは、シートの下に残っていた草です。シートを突き抜けて生きています。今後、どこまで新芽が生い茂るか、見もの。

Pre Germinateってなに?

芝の種まき。何が大変って。水やりです。youtubeで調べていると、一日数時間散水しろといっているものも。そこで助かるのがpre germinateです。種まきの前、数日間、バケツで種を水につけて、十分に水を含ませておいてから、種まきをするものです。

ネットで調べて色々試した結果、一番、効果的だった方法をご紹介します

Pre Germinateのやり方

①チーズクロスで種を包む

包むクロスは、水はけ、浸水力の観点から、チーズクロスが一番いいです。ストッキングなんて使ってちゃだめです・・・

https://english-study-family.hatenablog.com/entry/2024/03/31/003000

②バケツのお水に①をつける

③お水は、一日に2~3回かえる

水を清潔に保つことが大事なので、必ず一日に2~3回お水をかえます。なお、コーティング付きの種の場合、水が汚れるので、その都度、種袋を洗い流すイメージで、水を流しかけてあげましょう。

④水換えのタイミングで、ガーゼを開いて、種を空気に触れさせる

YouTubeの動画では見かけなかったのですが、掲示板で種を空気に触れさせているケースを発見しました。何となく、空気については、気にしていたので、取り入れてみましたが、発芽率が上がった気がします。

⑤種の中に少し発芽の形跡があるものが出てきたら、すぐに種まきの準備開始

種まきの際に、折角の芽が切れる可能性があるので、数個芽が出てきたら、pre germinateはやめて、種まきに移りましょう

⑥種の水を切り、数時間、水上げをしておいて、ある程度水気が切れたら(水分が十分に残っている状態)、土と混ぜて、種まきへ!

最初は、スプレッダーで撒いていたのですが、やはり水分が増えている分、うまく機能しないので、普通にスコップや手でパラパラ撒きました。

⑦その上から、ピートモスをかける

これで、生い茂った芝の一部がこんな感じです!

これ1ヶ月前は、こんな枯れ枯れだったんです。ひこばえ対策で、flower bedを作ったので、同じ場所に見えないかもしれませんが、上の写真に写っている二本の木です。

Screenshot

 

(日差しや、スプリンクラーの有無、ホースによる散水が可能かなど、それぞれの場所にあった芝の種類、種の種類を選んでくださいね☺️)

番外編 使えなかった商品 ナンバーワン

こちらのEZシリーズ。水でふやけることで、肥料や土が元に戻るという商品です。小さな粒にまとまっているので、均一に散布するのが簡単だし、優れものな気がしたのですが・・・。

Screenshot

よーく読まないと、種も含んでいるものと含んでいないものの両方が存在します。

Screenshot

下の写真のSt. Augustine 用のものは、種無しで土壌改良をするものです。周りの芝の根が広がることでパッチをするものなので、気長な作業になりますし、広範囲の場合、絶望的です。一番下に白字で、種が含まれないことが書いてあるのですが、気づかず、発芽を期待して水をかけてました。。。で、かけた結果、こんな感じで確かに木の根元に向かって、芝は広がっています。

もし種ありの商品と芝のタイプが合う場合、散布はとても楽な商品でなので、活用の価値ありです♪

PVアクセスランキング にほんブログ村
PAGE TOP