おうち英語は、ゆるーくでも十分効果があった。
日本にいたときは私も外で働いていたため、そこまでじっくりおうち英語に取り組んだわけでありません。ただ、夫婦ともに仕事上英語を使っていたため、小さいころから少しずつ英語に触れさせたいという思いはあり、何かしらの英語の働きかけはしたいと考えていました。特に小学校入学前の比較的余裕がある時期に、簡単な単語だけでも自然に身につけば将来の負担が減るだろうと考えていました。
海外転勤は想定外だったのですが、ゆるーく取り組んでいたおうち英語が思いの外効果があり、娘の現地順応がスムーズにいったこともあり、我が家が取り組んだ、ゆるーいおうち英語について紹介します。
乳児期に気を付けたこと~音と動作を連動させよう!
生まれてすぐに始めたのが、簡単な赤ちゃん絵本の読み聞かせ、また半年ごろから始めたのがDWEのPlay Along(中古)です。その後、1歳の頃から今は終了してしまったWKEをはじめました。絵本読んだり、簡単なフレーズは日英両言語で声掛けしたりもしていましたが、外でまで英語フレーズを使っていたわけではありませんし、WKEのおもちゃをマニュアル通りに熱心に遊んでいたわけではなく、主にDVDを一緒に見て、同じ歌を歌う程度・・・。もし、WKEのセット、活用しきれてないな・・・と思っている方がいらしたら・・、それでも効果はあります!とお伝えしたいです。
この頃に意識していた点は、耳から入る英語と自分達の動作が連動するということでした。その点、DWEのPlay alongやWKEはとても優れた教材だと思いました。
英語しか伝わらない大好きなパートナーの存在が重要!
ベネッセの研究の賜物なんだと思いますが、Mimiへの食らいつきがすごくて、Mimiのパペットと遊ぶ時には、Mimiは英語しかわからないからと一生懸命英語で伝えてあげていました。Mimiちゃん、英語で話すお友達として大活躍でした!
なぜそういうパペットだったりキャラクターが重要かというと・・・・少し理解が進むと、日本語話者である両親に英語で話すことを拒むんですね。その際に、パペットでも先生でも誰でもいいので、英語しか伝わらない大好きな相手がいて、コミュニケーションがとりたいと思う状況が大事だと思いました。
2~3歳までの英語への反応
娘は、2歳3か月の時点で、WKEで見た英語の歌を歌ったり、グアムに行った際にはキッズゾーンで、英語話者のお友達と、英単語の他にも、”How old are you?” “It’s mine.” “Hi” “Thankyou”, “Goodbye”などの簡単なフレーズを躊躇することなく話しかけていました。ただ、英語を創造的に使っているのではなく、知っているフレーズを使ってコミュニケーションをとっている状態です。
2歳頃は、「日本語だからわかる」「英語だからわからない」という理解もまだ乏しいため、親が思う以上に、英語環境に溶け込むのは早かったと思います(ちなみに、5歳半で非英語圏に引っ越した際には、日本語も英語も通じず、言語の違いから周りの子と思うように遊べず、ストレスを感じている様子で、明らかに言語差を理解していました)。場面によって自然に英語と日本語がきっちり使い分けられる、英語で伝えられないときには親に助けを求められることに驚きました。
下の子は、生後半年から非英語圏に住み、1歳半から非英語圏の英語ナーサリー、1歳8か月から英語圏でナーサリーに通っています。言葉習得が圧倒的に早かった娘と異なり、随分ゆっくりしているので、同じ2歳3か月時点では、日英ともに娘の方が口数は多かったです。したがって、この頃の子供の発語は、英語も日本語も区別なく、発語そのものが多いか少ないかの違いではないかと思っています。
結論:評判の教材は、やはり考え抜かれたものである!
子供の英語教材は、初期の英語習得には十分に役立っていたことと感じています。高額なものですので、簡単には決断できません。わが家も中古で買ったり、一部のみ揃えたりしました。
親が一つ一つの効果を考え、個別に自分で教材を揃えるのは時間もかかります。また、バイリンガルでない親にとっては、有名どころの教材は、最小限の努力で最大限の効果をもたらせてくれた頼りがいあるパートナーだったと思います。